CHIKIRI PROJECT meets NAO YOSHIHARA
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「浮世絵 × 現代カルチャー」組み合わせ、構図や風刺の考えを残しつつ、自身が触れてきた現代の文化を落とし込みながら、後世の人々に”今”を伝える作風で知られるアーティスト吉原奈桜氏。
3月13日(水)より、CHIKIRI PROJECTとコラボレーションした作品を松屋銀座にて展示いたします。
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『SAKURA TAPPING』
タブレットPCをタップしながら、厚底スニーカーでタップ!?
昭和初期に初演、流行のタップダンス風・高下駄踊りを取り入れた歌舞伎『高坏(たかつき)』を題材にした、
吉原奈桜氏の描く浮世絵女性と、金井大道具が作画する歌舞伎『高坏』の背景画「板の上に描いてある桜」を重ねたコラボレーションアート。
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タブレットPCをタップしながら厚底スニーカーでタップする人物をデザイン。
桜の下には着物女性がよく似合う。
「高坏」で出てくる酒の入った瓢箪を着物の柄に、扇子をタブレットPCのシールに取り入れた。
瓢箪は六つで無病息災を表す縁起のよい図柄でもある。
板に描いてあるふんわりした桜から抜け出てきそうな、小粋でユーモラスな着物女性が完成した。
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今回、Tokyo Creative Salon 2024〜 MATSUYA SAKURA WEEK 〜のために、桜をモチーフとする演目にちなんだデザインを特別に描き下ろしました。
[展示会場|松屋銀座 7Fおりふし Gift Lounge]
”高坏”
初演当時流行したタップダンスを取り入れたリズミカルで陽気な笑いを誘う歌舞伎舞踊劇。
大名と花見に出かけた次郎冠者が、食物を盛る脚つきの器である高坏を買ってくるよう、大名から命ぜられる。
しかし高坏がどのようなものか知らない次郎冠者は、言葉巧みに高坏とは高下駄のこと、と言いくるめてくる高足売りに、高足(高下駄)を売りつけられてしまう。
ついには預かっていた大名の酒を飲んでしまい、次郎冠者は酔って陽気に踊り狂うのだった。
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「Inside the chair Man.」
吉原氏の作品「Inside the app Man.」のオマージュ。この椅子には金井大道具の精密な技術、塗料には日本の伝統的な色、彼はその美しさに飲み込まれています。桜の文様は幸先の良い「物事のはじまり」を意味し、彼が新しく美しい世界にのめり込んだ事を示唆します。
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■開催場所
松屋銀座 7Fおりふし Gift Lounge/デザインコレクション
東京都中央区銀座3-6-1
TEL 03-3567-1211(大代表)
■開催期間
2023年3月13日(水) - 3月26日(火)
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吉原奈桜 / Nao Yoshihara
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「浮世絵 × 現代カルチャー」の作品を発信。
きっかけは、当時働いていたパン屋の美味しいフランスパンを描くために、フランスパンは洋のもの、和のものといえば、浮世絵、とみんなを驚かせるような面白い掛け合わせを考えついた事で始めた画風。浮世絵を参考にして描くうちに、浮世絵の歴史や時代背景などを知り、日本の貴重な文化だとより感じていく。
当時は部屋に飾り、うちわに貼るような身近な美術品が、時を経て、世界に誇る最高峰の美術品に。
構図や風刺の考えを残しつつ、自身が触れてきた現代の文化を落とし込みながら、
後世の人々に”今”を伝える作品を生み出していく。
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